akematsu_kojiのブログ

新人オタクの声優追っかけ日記

【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 札幌①【お渡し会】

2/17(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!

はじめに

本記事は、オタク初心者である明松 麹が、推しである古賀葵さんを追いかけるにあたって、その旅先で感じたことなどを、徒然なるままに書いていくだけの文章です。僕の偏見と嗜好に基づいて内容が展開していくことにご留意ください。

※イベントの内容のみを見たい方は、こちらをクリック。

前日譚 ―人生三度目の北海道―

土曜日の朝、明松は航空機のチケットを握りしめて、関西国際空港に足を踏み入れていた。

目指すはもちろん北海道。『かぐやと千花は旅に出たい 札幌編』の会場である。

時間が許すならば、敦賀舞鶴からフェリーに乗って、小樽を経由して札幌入りするという、桃鉄みたいな旅程も考えていたが、大学生より暇人と名高い(友人評)明松を以てしても、さすがにそこまでの融通は利かず、新千歳に降り立ち、札幌へ向かう段取りとなった。

ちなみに、見出しにもある通り、僕が北海道に来るのは人生で三度目。いちどめは学生の時の修学旅行で。にどめは大学の時に友人と。そして三度目、古賀葵を追いかけて。

しかし、一回目も二回目も、どちらも時期は夏季であって、冬の北海道ははじめて。雪とか振っているのかしらなどと思いつつ、新千歳から札幌まで鉄道を乗り継ぎ、札幌市内に出ると、

道、めっちゃ凍ってるやんけ!

厳密には、降り積もった雪が踏み固められ、雪で道路が舗装されている(?)ような感じ。

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札幌市内にて明松が撮影

せっかく札幌来たので、ひとまず札幌市内を観光してみよう。財布がちと寂しいので、贅沢はできないものの、お金を使うだけが旅行ではないはず。潤沢にお金があればすすきの行ってました

仕事の関係で北海道に郵送物を送ることも何度かあり、住所を見るたびに「西1条ってどういう地名やねん」と思っていましたが、札幌市内を巡ればその由来も一目瞭然。

札幌って、区画が整理されていて、碁盤目状に区切られてるんですね。京都みたいだなぁ、と思いながら雪を踏み踏み、街並みを歩く。……

道、めっちゃ歩きにくいやんけ!

往来がいくら雪を踏み固めようとも、滑るものは滑る。おまけにところどころが水たまりになっていて、靴も濡れてしまう始末。

しかし僕には雪道を歩くための知識があった。

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amazonより引用

往年の名作であるましろぼたん』(制作:Fizzというゲームを皆さまご存じだろうか。2007年に発売されたアダルトゲームで、雪国を舞台とした少年少女たちのラブストーリーであり、その作品の中で、主人公が雪道での歩き方をヒロインに指南している記述があるのだ。

ちなみに、どういうものかというと、べったりと足の裏を付けて歩くというもので、踵を先に接地させたり、つま先で歩くのは言語道断。

これが正しいのかどうかは知らないけれど、摩擦が増えれば確かに滑りにくいから、理には適っているが……。

話は変わりますが、この頃のエロゲのビジュアルって、素朴さの中にシンプルな華やかさがあって良いですよね。

2007年といえば、『恋姫†無双』(Baseson)とか『いつか、届く、あの空に』(lamp of sugar)、『あかね色に染まる坂』(feng)などの名作が生まれた年。いまやもう12年前ですよ。懐かしいことです。

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ブルームハンドル公式HPより引用

個人的には、『秋のうららの ~茜色商店街~』(制作:ブルームハンドル)とかも、かなり好きなんですよね。

閑話休題。前日入りを果たした僕は、ぶらぶらと札幌市内を練り歩き、ついでに会社の取引先のお店へ顔を出したりなんかもしながら過ごし、夜は漫画喫茶。おいしいごはんやおいしいお酒を味わうこともなく、体の疲れを癒して翌日へ……。

『かぐやと千花は旅に出たい in 札幌』開幕 ―司会は監督:畠山守!?―

さて今回も始まりました、かぐや様トークショー&お渡し会イベント。秋葉原・小倉・大阪日本橋と来て四店舗目。札幌アニメイトの会場は結構狭いなぁ、とか思いつつ、引いた整理券は3列目29番。列の一番端なので、多少は舞台が見えやすいのが救いか。

13時の開演時刻がやってきて、いつのもようにアニプレックス広報担当(twitterの中の人)である村山さんの挨拶でイベントが始まる……と思いきや、今回、舞台横でマイクを握っているのは、ダンディなおじさま。(ちなみに、村山さんはいかにも仕事できそうな好青年)

「えー、諸般の事情で、村山は来れなくなってしまったので、今回の司会進行は、監督である畠山守が――」

マジか! もしかして、畠山さんって、出身が札幌だったりするのかしら。

「というのは冗談で。かぐや様は告らせたいのプロデューサーであるわたくしが、務めさせていただきますので、どうぞよろしく」

冗談かーい。監督の顔なんか知らないから、一瞬信じちゃったよ。

小粋なジョークと共に幕の上がったトークショーは、やはりいつも通りの恒例の挨拶を仕掛けようとする古賀葵さん。

「えっと、私たちが『かぐやと千花はー?』と言うので、そうしたら皆さんは『旅がしたい』と言ってください。そしたらこんどはまた私たちが、『イン!?』というので、『札幌!』でお願いします!」

「かぐやと千花は『旅に出たい』ですね」

「あっ……/// あの、それでお願いします!」

秋葉原の時もおんなじ間違いしてたよね?????

という古賀さんの天然ぶりを堪能した後、

古賀・小原「かぐやと千花はー!」

「旅に出たい!」

「イン!?」

「札幌!」

の掛け声と共に、いざスタート。

「北海道と言えばね、おいしいものがいろいろありますけど、おふたりはなにか食べられましたか?」

「そうですね……。残念ながら、蟹はまだ食べていないんですけど…・・」

「あれ、あれ食べましたよね! ジンギスカン! おいしかった!」

まだ蟹食べてへんのかーい。特番やラジオで、あれだけ蟹蟹言ってたのに。

ちなみに僕はラムどころか、北海道に来て食べたものは、カロリーメイトとコーヒーだけですが。

「ちなみにおふたりは、北海道は来たことがありますか?」

「私は初です。『初海道』です!」

「私は二回目ですね。あ、『二海道』ですね笑」

焼酎の種類かな?

「さて、この札幌で四回目になる『かぐやと千花は旅に出たい』ですが、実は同時におふたりには五番勝負をしてもらっていまして、お二方には事前に『指令』を受けてもらっています。相手に出された指令を見破った方が、その回の勝者という企画で、現在の勝敗は、1勝1敗1分けです」

「ちなみに、秋葉原では、『虫歯ポーズをする』『頬をぷくっとする』で、小倉では『ダジャレを言う』『諺を言う』。そして大阪では『関西弁で喋る』がおふたりともに出されていました。どうでしたか、おふたりとも」

「あたしね、前回ね、あおちゃんがイベントの時だけじゃなくって、移動の時にも変な喋り方してたから、それかな、って思ってたの。っていうのも、車で移動してる時に、あおちゃんが窓の外を楽しそうに眺めてるのね。まぁ、あたしはそれを彼氏面しながら見守ってた訳なんですけど、そうしたら、テンションが上がっちゃったのか、あおちゃんが語尾に『ござる!』をつけてはしゃぎだした訳ですよ」

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かぐや様公式LINEスタンプより引用

窓の外を眺めるあおちゃんと、彼氏面でそれを見守るここちゃん……良い、良いですよこれ。いや、しかしここちゃんには、ずっちという結婚相手が……。

「札幌に来たポロ!」

????????

突然どうした? 確かに「~~ポロ」は、アニメイト札幌のTwitterアカウントの語尾ではあるけども……。テンションが上がりすぎちゃったのかな?????

戸惑う会場と、目を剥く小原さん。

「……えー、では今回の指令の、会場の皆さんに発表したいと思います。おふたりは、すこしの間後ろを向いていてください。」

「……ポロ……ポロポロ」

それはそれとして進行は続く。なにやらごにょごにょ言いながらも、後ろを振り向く古賀さんと、きょとん顔の小原さん。

「ポロ! ポロ! ポロ!」

と思いきや、いきなり前の方を向いてはしゃぎだす古賀葵。いま指令が発表されてるから、ちょっとおとなしくしてて!

「すいません。ウチの古賀が……。どうした、葵?」

おっ、彼氏面か????

そして、フリップに書かれた文字は、

  • 古賀:変な語尾を使う
  • 小原:古賀さんを呼び捨てにする

あーね。なるほどね。そういうね。

古賀さんの突然のロールプレイはさすがにそうだろうと思ったけど、小原さんの『彼氏面』も、これを隠すためのカモフラージュだったのか……。以外に頭脳戦しているなぁ。ポロ! ポロ! ポロ!

「会場の皆さんは、おふたりの『そういう動きや発言』があっても、なんとか笑いを堪えていただくということで……それではオーディオコメンタリーへと参りましょう」


という訳で、今回はここで分割します。後半は、2月27日or28日にアップロード予定です。