【マチアソビ vol.23 レポート②】マチアソビとは……推しとラーメンと酒を愛するフェスティバル 1日目後半【天華百剣 -斬- スペシャルステージ】
前編はこちらから
あわぎんホール ~名前の由来は、阿波銀行が命名権を購入したから~
663highland, CC 表示 2.5, リンクによる
当日のあわぎんホールは、残念ながら外壁改修工事が入っていたようで、すっかり工事中でしたが、イベントには差し支えなし。
整理券の順番に入場し、防災訓練で習った「お・は・し」を遵守しつつ、なるべく前の方の席を狙う。
辛うじて、前から2列目右方通路側を確保し、最前席ではないながらも健闘。
プログラム1「開会式」10:00~10:15
プログラムのひとつ目は、開会式。主催や共催の方々のご挨拶。
マチアソビの主催といえば、『Fate/stay night Unlimited Blade Works』の制作で知られているUfotableが例年でしたが、前回・今回からはスタジオマウスがそれを担うことに。
スタジオマウス代表取締役・納谷僚介氏がご登壇され、軽妙なトークで場を温めたところで、次の演目へ。
プログラム2「AD-LIVE puresents 鈴村健一さんと一緒にアドリブトークをしよう!」10:15~11:05
ふたつ目は、かの鈴村健一さんが主催されている演劇「AD-LIVE」のステージイベント。
どういう催しだったかは、下のリンクからご参照ください。
改めて、声優さん、役者さんのすごさというものを目の当たりにしたところで、次の演目へ。
プログラム3「綾野ましろ『マチ★アソビ-スペシャルライブ2019』」11:25~12:15
北海道出身のアニソン歌手綾野ましろさんのスペシャルステージ。僕はあまり知らなかったのですが、それでもやっぱり、ライブとなれば盛り上がらざるをえない!
綺麗な歌声と熱い演技に魅了されたところで、いよいよ!
プログラム4「『天華百剣 - 斬 - 』マチ★アソビ vol.23 スペシャルステージ」12:35~13:25
本イベントに登壇される演者さんは、「大野柚布子」「大和田仁美」「古賀葵」「飯田ヒカル」「柳原かなこ」「春川友紀」の6名の方々。(敬称略)
大野さん、大和田さん、古賀さんの3人といえば、既に天華百剣のイベントで何度もご出演されている大ベテラン。一方で、飯田さん、柳原さん、春川さんの3人(庖丁三姉妹)はつい最近登場したニューカマー!
しかし、既に三人でのラジオを持っていたり、キャラクターソングを持っていたりと、天華百剣期待の新星とも言うべき声優さんたち。
みなさん、担当キャラクターをモチーフにしたお衣装に身を包み、とても華やかで可憐なお姿でのご登場。古賀葵しゃん……。
ステージでは、天華百剣の告知に始まり、庖丁三姉妹の紹介や、ミニゲームをやったり、小気味良いトークで観客のお耳を満腹にさせたり、……。
不肖木っ端オタクとしては、推しが笑ったりしているのを見ているだけで、もうこの上ない至福に違いないのですが、しかし本番はこれから!
ステージ上の机や椅子などが撤去され、演者の皆様は舞台袖へ。何が始まるのかといえば、もちろん、6人のキャストたちによるライブパフォーマンス!
まず現れたのは、庖丁三姉妹の3人。曲はもちろん、「夢追い華」!
楽曲自体は以前から公開されていたのですが、ライブで披露するのは今回が初!
以下、飾らない感想
ぶっちゃけ、曲だけ聞いた時は、うん、まぁ、いいじゃん。くらいだったけど、いざライブ始まったらまるっきり考えが変わった。まず動きがすごい。アイドルもかくあるかな、くらいに動く、動く。キラリ光るHope 動く、動く。
激しい振り付け、ノリの良い楽曲。そしてなにより必死に頑張る3人のキャスト。自然と湧き出る歓声、感情。終わった後に、肩で息をしている3人を見て、思わず涙がこぼれそうになった。
そんな具合で、熱々に温まった会場。そこで登場するのは、もちろん、先輩3人組。
2019年4月に行われた天華百剣2周年イベントで初お披露目だった、「久遠に咲く華」!
以下、率直な感想
やっぱり良い。てぇてぇ……! 推しが歌って踊っているのを生で見れること以上に幸せなことがこの世にありますまいかしら?
それはそれとして、稲葉郷のおにぎりの歌(命名:大野柚布子)のステージも見たいんですけど、いったいいつになったらやってくれるんですかね……。
そしてふたつの楽曲が終わったところで、名残惜しくも終了時間。楽しい時間はすぐに終わってしまう……。
舞台袖へと消えていくキャストたちを見つめながら、様々な思いのこもったため息をひとつこぼして、あわぎんホールを後にしたのでした。
天華百剣お渡し会 in マチ★アソビ ~髭、剃りました?~
ステージイベントが終わって、次の目的は、天華百剣のキャストたちによるお渡し会!
ごくごく希少な、キャストとお話が出来る機会であり、そして今回の場合、ライブの感動を新鮮なまま伝えられる唯一のチャンス。
キャストさんとのお渡し会は初めてではなく、何度か参加したことはあるものの、イベント直前の緊張感はやはり消え去るものではなく、むしろどんどん強くなっていっているような気さえする始末。嬉しさと緊張のアンビバレンツ。
しかも、ひとりやふたりではなく、今回は6人! このライブの感動をどう伝えようか、と頭を巡らせている内に、自分の順番に……。
しどろもどろになりながら、春川さん、柳原さん、飯田さんに、それぞれ感想を伝え、
大和田さんにオタク口調でまくしたて、
そして次なるは、古賀葵さん!
絶対にしくじらないよう、整列している間に温めていた文章を口にしようとしたところで、……。
古賀「こんにちは――あっ!」
嬉しい反応。これには木っ端オタクもたまらずニッコリ。
古賀「髭、剃りました?」
明松「あ、はい。髪も切りました」
なぜか始まる世間話。そしてついつい続ける世間話。
古賀「じゃあ、また写真、ラジオか何かに送ってくださいね!」
明松「分かりました~」
ここで肩を押されて、強制退場。大野さんとのお渡し会へ。
明松「ぼ、僕、明松って言います~」
大野「覚えてるよ~」
といったところで、お渡し会終了。
ライブの感想は!?
クソ雑魚木っ端オタク、推しにライブの感想伝えられず、無事死亡。
後ほど、ちゃんとお手紙書いて、スタッフの方に渡しました。
というようなところで、一日目のレポートは筆を置きます。二日目のレポートは、今週中に書きたいと思います。
【マチアソビ vol.23 レポート①】マチアソビとは……推しとラーメンと酒を愛するフェスティバル 1日目前半【天華百剣 -斬- スペシャルステージ】
【マチアソビCR vol.23】マチアソビとは……推しとラーメンと酒を愛するフェスティバル【2019年10月26, 27日】
はじめに
当記事は、古賀葵さん推しの木っ端オタクである、明松麹が、2019年10月26日(土)、27日(日)の2日間にわたって行われた、「マチアソビ」へ行ってきたレポートです。あくまで、明松の主観に基づいて製作しており、一部事実と異なる表現や、誤認なども含みますので、ご留意ください。
前日譚
毎年2回、半年に1度、徳島県は徳島市にて開催されるコンテンツイベントの殿堂――その名も、
マチ★アソビ
本記事をお読みいただいている諸兄におかれましては、細かい説明などは必要のないことでしょう。
今回で、第23回目の開催となったマチアソビ。開催していること自体は、5年ほど前から知っていたのですが、僕としては2回目の参加。
前回(2019年5月4日-5月6日 CR vol.22)が初参加で、その時の面白さが忘れられず、ひょこひょこと今回も参加を決意した訳ですが……。
当初予定されていたマチアソビ vol.23 CRの日程は、10月12日-10月14日の3日間でしたが、台風19号接近の影響で、当日程での開催が中止に。
とはいえ、無事なんとか順延開催が行われ、一安心。(演目などのスケジュールは結構ぐちゃっとしちゃいましたけど)
そんな訳で、友人から「大学生よりも暇人」と評判高い明松も、その日にスケジューリングを調整し、前日の夜にバスに乗り込んだのでした。
阿波踊りの駅「徳島駅」
やってきました徳島駅!
昼の写真なんて撮ってますけど、実際に到着したのは、10月26日の夜中の1時なんですけどね。
前日の仕事終わりから、えっちらおっちらバスに乗り、揺られること3時間で到着。
ふだんは、イベントに参加する時は東京開催がほとんどなので、距離の障壁に文句を垂れ続けている明松ですが、マチアソビの時には大阪在住にダンケダンケ。
さて、徳島に着いたとはいうものの、マチアソビCRまでまだかなり時間がある……。
となれば、もちろんやることは――
ラーメン!!!!!
マチアソビといえば、ラーメンを食べるイベントですからね! ラーメンを食べない限りには、やはり始まらない!
写真は、僕が徳島で一番おいしいと感じている「堂の浦」さん。マチアソビ会場近辺には、本店と駅前店の二店舗があり、本店の方は、23時からの営業となっており、CR当日には、毎晩長蛇の列。
「そういえば、ひとりラーメンって初めてだなぁ」なんて考えながら、鯛塩出汁に舌鼓を打ちつつ、店員さんとお喋り。
ちなみにこの「堂の浦」さん。業界関係者が食べにくるということでも有名なお店です。
前回僕が遊びに来た時は、「鬼滅の刃」や「マチカドまぞく」でご活躍の鬼頭明里さんが隣のテーブルでラーメンを食べていたり……。
そんな訳ですから、今回も誰かいらっしゃったりしないかなぁ、とか思いつつお会計を済ましたところで、……
なんと天華百剣のプロデューサーであるナカムラケンタロウさんと遭遇。いつもいつも、楽しいイベントをありがとうございます、と心の中でお礼を言いながら退店。
お腹を満たしたところで、徳島の知り合いのところへ旧交を温めるために、一路徳島の夜のとばりの中へ。
マチアソビ クライマックスラン 1日目
ソファの上で仮眠を取った明松は、徳島の知人にお礼を言うと、再び徳島の街並みへと繰り出した。
時刻は午前5時半。車で前日している友人と合流し、1日目の行動プランなどを確認。
1日目の僕のお目当ては、
「天華百剣 - 斬 - 」マチ★アソビ vol.23 スペシャルステージ(あわぎんホール大ホールステージ 12:35~13:25)
スマートフォン用ゲーム、天華百剣のステージイベント。
お目当てのイベントの開始時刻自体は12時35分ですが、では、その5分前、10分前に現着すればよい……という訳ではなく、
やはりイベントをより楽しむためには、なるべく前の方の席で見るに限る!
という訳で、午前8時から配布が開始される、あわぎんホールの入場整理券を入手しに、「水際公園」と呼ばれる場所に、7時半に集合。
200人近くの大勢の参加者たちが列に並び、熾烈な抽選競争に身を投じる……っ!
パチンコ屋の入店システムみたいだなー、とかぼんやり考えながら、抽選箱から取り出した僕の数字は……
102番!
うーん、微妙。
がっくり肩を落としながらも、ともかくイベントを精一杯楽しもうと心改め、いざあわぎんホールへ。
【マチアソビ vol.23 レポート②】マチアソビとは……推しとラーメンと酒を愛するフェスティバル 1日目後半【天華百剣 -斬- スペシャルステージ】へ続きます。
【レポート後編】7/21令和最初の告Radio ~powerd by 四宮グループ~ 公開録音に行ってきました!②【古賀葵 小原好美】
【レポート後編】7/21令和最初の告Radio ~powerd by 四宮グループ~ 公開録音に行ってきました!②【古賀葵 小原好美】
はじめに
本文は、関西在住木っ端オタクの明松麹が、7月21日(日)に執り行われた「令和最初の告Radio ~powerd by 四宮グループ~ 公開録音」へ行ってきたレポートです。7月26日(金)に公開された「第25回 令和最初の告Radio ~powerd by 四宮グループ~」をまだお聞きでない方には、ネタバレ的内容も含みますので、ご留意ください。
前編はコチラ
令和最初の告Radio本編はコチラ
公開録音 ~everybody say "Doooon da Yo!"~
まず舞台に現れたのは、告Radioの構成作家さんである、ゆーやんさん。甚平にキャップを被った涼しげないでたちでご登場。公開録音観覧における諸注意をアナウンス。
そして今回はせっかくの公開録音なので、恒例のNGワードゲームに際して、もしおふたりのどちらかが口にしてしまった場合、観客の皆さんで例の台詞を口々に言ってあげてください。とのこと。
という訳で、NGワードババン!
古賀:ハイテンション
小原:女の子
会場から生まれるどよめきの声。小原さんの「女の子」はいかにも言いそうだけれど、そもそもハイテンションんの古賀さんが、「ハイテンション」という単語を使うのか? という一抹の疑問……。
なんてことを考えている内に、会場の照明が落ち、いよいよおふたりが――
え! なんで? ナンデ!? 浴衣!!??
なんと、装い華やかに「浴衣」をお召しになっての御登壇。
小原「めっちゃかわいいね!」
古賀「そのままお返しするよ! かわいいよ!」
小原「……(なぜかテンションが下がる)はい。藤原千花役の小原好美です」
古賀「なんで!?」
ふたりとも、めっちゃかわいいよ!!!
古賀「今日は、みなさん見てわかるように、張り切って浴衣で登場してみました。大丈夫かな……」
会場から盛大な拍手
小原「ありがと!」
ちなみに、今回の収録に関わっている裏方スタッフさん方も含めて、みなさん甚平・浴衣だそうで。すごい仲良しな現場だなぁ。
そして番組を進めようと話始めようとする古賀さん。しかし、……
古賀「えっと、ええと、あの、あ、そうだ……!」
なぜかしどろもどろ。
小原「緊張してる? なんか、今日リズム感悪くない?」
高校野球の監督か?????
さて、気を取り直して、番組の流れは基本的にはいつもの流れ。
「ふつおた」のコーナーでは、
・せっかくの公開録音なので、みんなで「ドーンだYO」を言おうよ、ということで、会場一丸となって「ドーンだYO」を言ったり、
・鈴木くん(石上優役:鈴木崚汰さん)をゲストに呼ぶか問題が紛糾したり、
・同じ鈴木でも、鈴木雅之さんを呼びましょう、となったり、
・古賀さんが、「郡山」を「きみ……? あ、ぐん! ぐん……?」って読んだり、
・「鈴」木くんではなく、「鈴」代紗弓さん(白銀圭役)、麻倉ももさん(柏木渚役)を呼ぼう! となったり……
「実録!平成 恋の事件簿」では、古賀さんの問題?発言が飛び出したり、……
古賀「お母さんを『手に入れたかった』んよ……。『手に入れたかった』んよ」
小原「なんかさー……ちょいちょい、『ボーン!』ってワード使うよね!?」
「筋トレして海に行けば『ワンチャン』ある」とかね。
そして、コーナー内でのとある一通のメール。
その内容は、ざっくりまとめると、「両想いだったはずの女の子がいたが、告白のタイミングを逸したせいで先に彼氏ができてしまった」というもの。
古賀「あー、でもこのメールの人の気持ちは分かるよ、僕は」
小原「えー、なんで?」
古賀「僕は待ちたい派だ(強い断定)」
小原「(半笑い)告白されたい? そういえば、青春のエピソード、前回もあったね。サッカーをしていると、『女の子』が走ってきて、確か……」
ドーンだYO!
会場から口々に上がる、「ドーンだYO!」。そういえば、そういうゲームもやっていたっけ! 完全に忘れていた!
古賀「え、私……?」
古賀さんも、忘れていた様子。
「ラブ告白は突然に」では、
小原さんの熊本弁「好いとうばい……」が聞けたり、
小原さんが古賀さんを脅迫したり、
古賀さんが「すまんやでぇ……」って言ったり――
そうこうしている内に、恒常のコーナーも終わり、名残惜しいながらもステージも終わりかな……と思っていたら、
なんと公開録音限定のコーナーがあるとか! こちらは、7月26日に音泉上で公開される分には未収録となるそうで、いわばボーナストラック!!
コーナー名は、告Radio大喜利。事前に、参加者にはアンケート用紙が配られて、
- 「アニメに続き映画版『かぐや様』に出演した古賀葵。次は何に出る?」
- 「古賀さん、小原さんが浮気ぐらい許せないことを教えてください」
- 「ラジオネーム『■■さん』が次に描く絵本のタイトルを教えてください」
- 「古賀さん小原さん2人にメッセージをお願いします」
というもの。
あんまり細かい書いてもナンなので、面白かったところだけ抜粋すると、
古賀さんの新たなあだ名:壊れたインコ「ココチャ! ココチャ!」(音泉ディレクター、伊藤さん命名)
古賀さんの新たな一人称:「わし」(本人曰く、「わ『た』し」の「た」が抜けた。ホンマか?)
古賀さん「推し変可(発言ママ)」
こんな感じ。もしかすると、いずれなにか収録されるかもしれませんが、いまのところは現地に行った人だけのボーナストラックでした。
といったところで、といったところで、今回のレポートも終わらせていただきます。
次回は、8月7日(水)「朗読会:レ・ミゼラブル」の後に書けたらいいな、と思います。
それでは。
【レポート前編】7/21令和最初の告Radio ~powerd by 四宮グループ~ 公開録音に行ってきました!①【古賀葵 小原好美】
【レポート前編】7/21令和最初の告Radio ~powerd by 四宮グループ~ 公開録音に行ってきました!①【古賀葵 小原好美】
はじめに
本記事は、オタク初心者である明松 麹が、推しである古賀葵さんを追いかけるにあたって、その旅先で感じたことなどを、徒然なるままに書いていくだけの文章です。僕の偏見と嗜好に基づいて内容が展開していくことにご留意ください。
また、当記事は公開録音直前までの明松の行動をまとめたものになります。イベントの内容のみをご覧になりたい方は、コチラをクリックしてください。
令和最初の告Radio本編はコチラ
前日譚 ~個人的に一番好きな移動手段は自家用車
7月20日(土)、大阪は難波の夜行バス停泊所にて、明松麹は友人と待ち合わせをしていた。
目的はそう、タイトルにもある通り、「令和最初の告Radio」の公開録音を観に行くため。
夜行バスは、しかし何回乗っても慣れようものがない。寝ている間に着くといえば聞こえがいいけれど、実際のところは意識を失っているだけで休眠できているかどうかは怪しいところだ。
その日も、結局バスの中で一睡もできず、各サービスエリアごとにバスを降りてはコーヒーを飲みながら煙草を吸い、煙草を吸いながらコーヒーを飲み……そうして約8時間の道程。
東京都鍛冶橋駐車場に到着。時刻は午前7時前。
今回の公開録音のスケジュールは、物販が10時30分、開場が12時30分、そして開演が13時15分というもの。物販まですらまだ3時間以上ある。
3時間という時間は意外に厄介な空き時間で、呆然と過ごせば長いし、何かをするにしてはちょっと短い。帯に短し襷に長し、というやつである。/p>
ふだん、ひとりでこのくらいの時間を持て余している時は、よくフリー雀荘に行くのであるが、今日は友人と共に東京くんだりまで乗り込んできた訳だから麻雀は自制して、とりあえず朝食がてらなか卯へGO。
なにを食べようかしらと考えながら店の前まで辿り着くと、まず目に張ったのは水樹奈々のPOP。なにやらキャンペーン中らしい。
そのキャンペーンのひとつに、「水樹奈々の一日店長日に来店券(50名限定)」なるものが。
「なんともおぞましい企画であることだなぁ」などと考えながら、キャンペーン商品である親子丼イタリアンをもぐもぐ。
深夜の田舎の高校生よろしく、なか卯で二時間でも三時間でも潰してやろうかとも意気込んでいたけれど、もはやそんな若かりしエネルギーはなく、腹ごしらえだけ済ましてすぐに退店。
とはいえ、なんだかんだで一時間弱は暇つぶしができるもので、
「もう会場向かっちゃう?」
ということで、荷物をロッカーに預けて、いざ出陣。
今回の会場は、科学技術館サイエンスホール。東京駅からの道のりは、皇居に突き当たるまで西進して、そこからぐるりと反時計回り進めば見えてくる。
「そういえば、皇居の近くに行くのも久しぶりだから、ちょっとぶらりと観光していくか」
なんどか東京遠征に来てはいるものの、皇居付近でのイベントはいままでなかった。ちなみに、前回皇居に足を運んだのは、2018年の2月4日、まだ足元に雪の残る朝方だった。
「皇居といえばキリトくんしか思い浮かばねーなー」
SAOの映画版の話をしたり、皇居周りを走るランナーたちについて所見を述べたり、アヒル(?)を見物しながら、歩くことしばらく……。
サイエンスホール遠くない!?
地図見たらすぐだったじゃん! すでに全身汗だくなんですが……。
そんなこんなで、
邪魔!
科学技術館に到着!
今回のイベントの参加者と思しき人が、既にちょろちょろと見えていて、みんな気合入ってるなぁ、なんてぼんやり考えながら、物販の時間まで待機。
偶然、同じタイミングで科学技術館一階にて、なにかのバザー(?)が開催されていて、ちょっと気になりつつも、わずか30分の時間を潰すために、わざわざ入場料払うのもなぁ……。
結局、外の喫煙所でコーヒーを飲みながら時間を潰すことしばらく、ようやく物販開始。科学技術館地下のサイエンスホールの出入り口にレセプションが仮設され、またたくまに出来上がる長蛇の列。
そしてこの時の僕は知らなかったのだけど、同日開催で「吉岡茉祐と山下七海の ことだま☆パンケーキ」という音泉ラジオの公開録音もあったみたい。そういえば、以前のマチアソビで遭遇した、山下七海のオタク元気かな……なんて思いを馳せつつ、科学技術館内喫茶店「カフェクルーズ」にて再びコーヒーをぐびり。
いよいよ開場時刻。入場するなり、まず目に付いたのは、
でっかいフラワースタンド!
なにを隠そう、僕も微力を添えさせていただきました! フラワースタンド企画を計画してくださった方々に、この場で改めて感謝申し上げます。
フラワースタンド展示からすこし進むと、なにやら壁沿いに列が出来ていて、さてなんじゃらほい? と思って遠巻きに探りを入れてみたところ、なにやら先頭の方が冊子のようなものをめくっている……。
あっ、絵本か!
ラジオ内でなんども話題にされていた例の絵本「こがとここ」が展示されている模様。ちょっと興味はありつつも、あんまりにも人が並んでいるので、いったんスルー。チケット通りの自分の席へ。
開演まではまだすこし時間がある。トイレに行ったりなんかして、もじもじ、そわそわ。
そしてついに、開演時刻! まずは本公開録音における諸注意をアナウンスするために、構成作家さんが舞台上に登場して――
というところで、思った以上に長くなってしまったので、続きは後半にて。
【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 札幌①【お渡し会】
2/17(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!
はじめに
本記事は、オタク初心者である明松 麹が、推しである古賀葵さんを追いかけるにあたって、その旅先で感じたことなどを、徒然なるままに書いていくだけの文章です。僕の偏見と嗜好に基づいて内容が展開していくことにご留意ください。
前日譚 ―人生三度目の北海道―
土曜日の朝、明松は航空機のチケットを握りしめて、関西国際空港に足を踏み入れていた。
目指すはもちろん北海道。『かぐやと千花は旅に出たい 札幌編』の会場である。
時間が許すならば、敦賀や舞鶴からフェリーに乗って、小樽を経由して札幌入りするという、桃鉄みたいな旅程も考えていたが、大学生より暇人と名高い(友人評)明松を以てしても、さすがにそこまでの融通は利かず、新千歳に降り立ち、札幌へ向かう段取りとなった。
ちなみに、見出しにもある通り、僕が北海道に来るのは人生で三度目。いちどめは学生の時の修学旅行で。にどめは大学の時に友人と。そして三度目、古賀葵を追いかけて。
しかし、一回目も二回目も、どちらも時期は夏季であって、冬の北海道ははじめて。雪とか振っているのかしらなどと思いつつ、新千歳から札幌まで鉄道を乗り継ぎ、札幌市内に出ると、
道、めっちゃ凍ってるやんけ!
厳密には、降り積もった雪が踏み固められ、雪で道路が舗装されている(?)ような感じ。
せっかく札幌来たので、ひとまず札幌市内を観光してみよう。財布がちと寂しいので、贅沢はできないものの、お金を使うだけが旅行ではないはず。潤沢にお金があればすすきの行ってました
仕事の関係で北海道に郵送物を送ることも何度かあり、住所を見るたびに「西1条ってどういう地名やねん」と思っていましたが、札幌市内を巡ればその由来も一目瞭然。
札幌って、区画が整理されていて、碁盤目状に区切られてるんですね。京都みたいだなぁ、と思いながら雪を踏み踏み、街並みを歩く。……
道、めっちゃ歩きにくいやんけ!
往来がいくら雪を踏み固めようとも、滑るものは滑る。おまけにところどころが水たまりになっていて、靴も濡れてしまう始末。
しかし僕には雪道を歩くための知識があった。
往年の名作である『ましろぼたん』(制作:Fizz)というゲームを皆さまご存じだろうか。2007年に発売されたアダルトゲームで、雪国を舞台とした少年少女たちのラブストーリーであり、その作品の中で、主人公が雪道での歩き方をヒロインに指南している記述があるのだ。
ちなみに、どういうものかというと、べったりと足の裏を付けて歩くというもので、踵を先に接地させたり、つま先で歩くのは言語道断。
これが正しいのかどうかは知らないけれど、摩擦が増えれば確かに滑りにくいから、理には適っているが……。
話は変わりますが、この頃のエロゲのビジュアルって、素朴さの中にシンプルな華やかさがあって良いですよね。
2007年といえば、『恋姫†無双』(Baseson)とか『いつか、届く、あの空に』(lamp of sugar)、『あかね色に染まる坂』(feng)などの名作が生まれた年。いまやもう12年前ですよ。懐かしいことです。
個人的には、『秋のうららの ~茜色商店街~』(制作:ブルームハンドル)とかも、かなり好きなんですよね。
閑話休題。前日入りを果たした僕は、ぶらぶらと札幌市内を練り歩き、ついでに会社の取引先のお店へ顔を出したりなんかもしながら過ごし、夜は漫画喫茶。おいしいごはんやおいしいお酒を味わうこともなく、体の疲れを癒して翌日へ……。
『かぐやと千花は旅に出たい in 札幌』開幕 ―司会は監督:畠山守!?―
さて今回も始まりました、かぐや様トークショー&お渡し会イベント。秋葉原・小倉・大阪日本橋と来て四店舗目。札幌アニメイトの会場は結構狭いなぁ、とか思いつつ、引いた整理券は3列目29番。列の一番端なので、多少は舞台が見えやすいのが救いか。
13時の開演時刻がやってきて、いつのもようにアニプレックス広報担当(twitterの中の人)である村山さんの挨拶でイベントが始まる……と思いきや、今回、舞台横でマイクを握っているのは、ダンディなおじさま。(ちなみに、村山さんはいかにも仕事できそうな好青年)
「えー、諸般の事情で、村山は来れなくなってしまったので、今回の司会進行は、監督である畠山守が――」
マジか! もしかして、畠山さんって、出身が札幌だったりするのかしら。
「というのは冗談で。かぐや様は告らせたいのプロデューサーであるわたくしが、務めさせていただきますので、どうぞよろしく」
冗談かーい。監督の顔なんか知らないから、一瞬信じちゃったよ。
小粋なジョークと共に幕の上がったトークショーは、やはりいつも通りの恒例の挨拶を仕掛けようとする古賀葵さん。
「えっと、私たちが『かぐやと千花はー?』と言うので、そうしたら皆さんは『旅がしたい』と言ってください。そしたらこんどはまた私たちが、『イン!?』というので、『札幌!』でお願いします!」
「かぐやと千花は『旅に出たい』ですね」
「あっ……/// あの、それでお願いします!」
秋葉原の時もおんなじ間違いしてたよね?????
という古賀さんの天然ぶりを堪能した後、
古賀・小原「かぐやと千花はー!」
「旅に出たい!」
「イン!?」
「札幌!」
の掛け声と共に、いざスタート。
「北海道と言えばね、おいしいものがいろいろありますけど、おふたりはなにか食べられましたか?」
「そうですね……。残念ながら、蟹はまだ食べていないんですけど…・・」
「あれ、あれ食べましたよね! ジンギスカン! おいしかった!」
まだ蟹食べてへんのかーい。特番やラジオで、あれだけ蟹蟹言ってたのに。
ちなみに僕はラムどころか、北海道に来て食べたものは、カロリーメイトとコーヒーだけですが。
「ちなみにおふたりは、北海道は来たことがありますか?」
「私は初です。『初海道』です!」
「私は二回目ですね。あ、『二海道』ですね笑」
焼酎の種類かな?
「さて、この札幌で四回目になる『かぐやと千花は旅に出たい』ですが、実は同時におふたりには五番勝負をしてもらっていまして、お二方には事前に『指令』を受けてもらっています。相手に出された指令を見破った方が、その回の勝者という企画で、現在の勝敗は、1勝1敗1分けです」
「ちなみに、秋葉原では、『虫歯ポーズをする』と『頬をぷくっとする』で、小倉では『ダジャレを言う』、『諺を言う』。そして大阪では『関西弁で喋る』がおふたりともに出されていました。どうでしたか、おふたりとも」
「あたしね、前回ね、あおちゃんがイベントの時だけじゃなくって、移動の時にも変な喋り方してたから、それかな、って思ってたの。っていうのも、車で移動してる時に、あおちゃんが窓の外を楽しそうに眺めてるのね。まぁ、あたしはそれを彼氏面しながら見守ってた訳なんですけど、そうしたら、テンションが上がっちゃったのか、あおちゃんが語尾に『ござる!』をつけてはしゃぎだした訳ですよ」
窓の外を眺めるあおちゃんと、彼氏面でそれを見守るここちゃん……良い、良いですよこれ。いや、しかしここちゃんには、ずっちという結婚相手が……。
「札幌に来たポロ!」
????????
突然どうした? 確かに「~~ポロ」は、アニメイト札幌のTwitterアカウントの語尾ではあるけども……。テンションが上がりすぎちゃったのかな?????
戸惑う会場と、目を剥く小原さん。
「……えー、では今回の指令の、会場の皆さんに発表したいと思います。おふたりは、すこしの間後ろを向いていてください。」
「……ポロ……ポロポロ」
それはそれとして進行は続く。なにやらごにょごにょ言いながらも、後ろを振り向く古賀さんと、きょとん顔の小原さん。
「ポロ! ポロ! ポロ!」
と思いきや、いきなり前の方を向いてはしゃぎだす古賀葵。いま指令が発表されてるから、ちょっとおとなしくしてて!
「すいません。ウチの古賀が……。どうした、葵?」
おっ、彼氏面か????
そして、フリップに書かれた文字は、
- 古賀:変な語尾を使う
- 小原:古賀さんを呼び捨てにする
あーね。なるほどね。そういうね。
古賀さんの突然のロールプレイはさすがにそうだろうと思ったけど、小原さんの『彼氏面』も、これを隠すためのカモフラージュだったのか……。以外に頭脳戦しているなぁ。ポロ! ポロ! ポロ!
「会場の皆さんは、おふたりの『そういう動きや発言』があっても、なんとか笑いを堪えていただくということで……それではオーディオコメンタリーへと参りましょう」
という訳で、今回はここで分割します。後半は、2月27日or28日にアップロード予定です。
【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 大阪②【お渡し会】
2/17(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!
※前回の記事:【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 大阪①【お渡し会】はコチラをクリック
第6話オーディオコメンタリー 石上優=鈴木くん
東京MXでは、土曜日23時30分から放送されている「かぐや様は告らせたい」ですが、大阪ではMBS放送局で日曜日午前2時からアニメシャワー のトップバッターとして放映。福岡の時は、宿も取れずリアルタイム視聴がかないませんでしたが、今回は抜かりなく最新話を視聴済み。
「第6話では、ついに『鈴木くん』が登場ですよ!」
毎度のことながら、なぜか石上会計のことを鈴木くんと呼ぶ小原さん。
「前の回から実はちょっとだけ出てたりしてましたよね。キャンプの回とか、こことか」
「アニメ最新話の先行カットを、私が毎回twitterにあげてるんですけど、石上のいるシーンだけは、実はいままでいちども使用許可が下りなかったんですよね」
石上の隠匿になぞの徹底ぶりを見せる製作陣
「生徒会の人たちって、会長だけ選挙であとは会長が選ぶって言ってたけど……藤原も会長に書記として選ばれた、ってことだよね……? 『書記として選ばれた』んだよね……?」
「や、でも、フランス校とのパーティの時にね、なんかノートに書いてましたから!」
まぁ、ぶっちゃ書記なんてそんなもんだよね。組織によっては、庶務とかに代替されてたり、会計が兼任してたりもするし。
ちなみに、いま思い出しましたが、そういえば僕は中学校の時、副会長をやってました。だからといって、これといった印象深い思い出もないんですけど。
かぐや『そのチケットについては、他言してないでおくことね……』
石上『なにがあったかは、脅されているので、言え、ま、ま……』
と、ここで機材トラブル。石上の台詞の途中でカクつき始め、緊急停止。
「かぐやちゃんがあんまり脅すから、鈴木くんがドモっちゃってるじゃん! これはあとで鈴木くんに報告だね!」
間をもたせるために小粋なトークをはさむ小原さん。しかしなかなか機材が復旧せず、ちょっと困惑を見せ始める演者陣。と、ここで古賀さんが、
「あのぉ……みなさんはコーヒーって好きですか? 私はミルク入れないと飲めなくって……」
フリートークのコーナーかな? 見かねて村山さんが助け舟を出す始末。
そういえばかぐや様本編で、かぐやがコーヒーを飲んでいるシーンってなかったような気がしますね。作中では紅茶党と名言されていますが、意外とこういう趣味嗜好の部分でうまくいかないカップルってありますよね。
五分ほどたって、ようやく機材が復旧。早送りをはさみつつ、元のシーンへ。
「回を追うごとに、かぐやのいろんな表情が出てきて、なんというか……いいですよね!」
古賀さんの、言葉や表現に詰まった時に、「いいと思います!」「いいですよね!」の採用率は異常。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
机を叩きながらもだえ苦しむ小原好美。
藤原『会長も刺してみますか~?』
白銀『いいのか? 実は俺もずっとやってみたかったんだ』
「実はここアドリブだったんですけど、そしたら、古川さんもすごいノってくださって」
「あー、これ、なんかどっかで、CMとかで見たことがあるような……」
「なんかね、予約する感じの……」
「かぐや様はギリギリを攻めていますからね。楽曲もしかり」
○のソナタ。ラブストーリーは突然○。とかね。
「そういえば鈴木くんって、6話からの参加なんですけど、twitterでプレゼントしているサイン入りアフレコ台本には、1話からちゃんとコメントしてくれててね。1話、2話は本編の感想を書いてくれてたんだけど、3話からは、『まだ出番がないです……』って書いててね笑」
鈴木くん大好き小原好美。
「かぐやはね、ほんとに計算のできる女の子ですよね」
「藤原との友情も計算?」
「そりゃあね。かぐやは計算のできる女ですからね」
そこでその返答は間違っているのでは? 「そんなことないですよ、藤原書記とはね、心の友ですよ」的な回答をすべきでは?
と思っていたら、案の定、唇を尖らせて、椅子をくるくる回してすね始めた小原さん。あーあ。
このシーン、明言こそされていなかったものの、おそらく早坂役の花守ゆみりさんの演技ですよね? 藤原……というよりも、ゆるキャン△のなでしこっぽい。確かに、アホなピンクという意味では同じかもしれない。
「ちなみにおふたりだったら、この心理テスト、どう答えますか?
「私だったら……私も、藤原みたいにほんのすこしだけかなぁ。私もお花大好きなのに! あおちゃんは?」
「私ですか!? わ、私だったらぁ……そのぉ……トラックの荷台いっぱい、ですかね」
「出た出た、そういう回答ね」
「ついにきましたね! 早坂!」
「いいですよね、ネイル! かわいいですよね!!」
「女の子がネイル変えてたりした時に気付いてあげられるのは、やっぱりポイント高いと思うんですよね。気付く人って、どれくらいいます?」
正直なところ、好きな女子なら気付くし、興味のない女子なら気付かないと思う。
ちなみに僕は、「ネイル変えた? ええやん」って言ったら、「は? これ失敗されたんやけど」って、キレられたことがあるので、それ以降は女の子がネイル変えたりしていても触れないようにしています。
藤原『石上くん……キモー笑』
触れた結果がこの仕打ちだというなら、やっぱり男子は女子の変化には触れない方が無難だと思います!
「ここのシーン、何回もいろんな演技のパターンでリテイク撮らせてもらって。もっとテンション高いバージョンとかもあったんですけど、監督のこだわりがあったみたいで……
「この台詞言い終わった後にですね、ここちゃんがチラっと鈴木くんの方を見たんですよ。そしたら、鈴木さんが、ニヤッと笑ってて笑」
「ここの腕、かわいいですよね!」
「あおちゃんもここ、アドリブじゃなかった?」
「『爪って言ったのよ!』って、ところですね!」
トークショーもいよいよ大詰めエンディング。この時点では、平成最後の告RADIO第11回の収録も終わってしまっていて、「センチメンタルクライシス」を歌うhalcaさんの話題に。
「halcaさん、ほんとにかわいいですよね!」
「ほんとにそう! なんかね、ホワっとした癒し系の感じとかあおちゃんに似ててさ。天使! って感じ! あおちゃん、天使!!」
「や、そんな、その……。あっ、ここちゃんもね、天使ですよ!」
「……まったく気持ちが感じられない」
「そ、そんなことないですよ!」
トークショーのあとは、おふたりへの質問コーナー。参加者の方から、新しいかぐや様イベントの企画提案なんかが挙がったり挙がらなかったり。
そして、それも終わり、お渡し会の準備のために、ふたりはいったん舞台裏へ。笑顔で撤収する古賀ちゃんが、姿が隠れてしまう直前、一瞬足を停めて、
「ほな!」
なんJ民かな????
お渡し会 ―伊藤ディレクターのサインを添えて―
楽しい時間はあっという間。いつの間にやら、残すところお渡し会という段階。
今回のお渡し会、実はちょっとした小道具を持ってきているのです。それは……
こちら!
順番に説明しますと、まず右上は「FM葛飾」で放送されている、「らじくら通信」(通称=こがらじ)で頂いた、古賀さんのサイン入りステッカー。そして下段は、「かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原」で見事当選した、おふたりのサイン入りポストカード。そしてそして左上は……平成最後の告RADIO番組ディレクターである伊藤さんのサイン!
なぜそんなものが僕の手元にあるのかは、こちらをお聞きください。
特にこの伊藤ディテクターのサインに関しては、番組内にて、小原さんが「大切に保管してください!」と仰っていたので、ラミ加工を施した上に、額縁に飾るという徹底ぶり!
これはさすがに爆笑待ったなし! 鼻息荒く、おふたりの下へ……
「はじめまして~」
という僕の挨拶に対して怪訝な顔をするふたり。そして何事かを思い出したかのように、
「うそつき!」
まぁ、実際嘘なんですけどね。
ちなみに、僕としては必笑の小道具として携えていった額縁入りサインは、おふたりの苦笑を買うだけでしたとさ。
気を取り直して二週目。こんどはどんな接近をしようかと悩みつつ、
「はじめまして~」
「さっきも来たじゃん!笑」
「やー、実はかくかくしかじかで参加券が余ってて……」
という糞みたいな凡接近をしている内に、お渡し会も終了。
ざっくりした感想としては、ちょっと古賀さんが元気なかったかな、という印象。2月14日には、あの寒空の中、大宮アルシェの外部ステージでトークショーを行って、その直後にFM79.5(=通称:ナックファイブ)の公開収録までこなして、かなりのハードスケジュールのはず。体力的に消耗してしまっているのかもなぁ、などと考えたり。
一方で、それをカバーするために、小原さんが終始しゃべっていた印象。実際、お渡し会でもほとんど小原さんと話していたし……
あれ、僕は古賀葵のオタクだったのでは……?
といったところで、今回のレポートも終わらせていただきます。次回は北海道編。蟹!
【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 大阪①【お渡し会】
2/17(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!
はじめに
本記事は、オタク初心者である明松 麹が、推しである古賀葵さんを追いかけるにあたって、その旅先で感じたことなどを、徒然なるままに書いていくだけの文章です。僕の偏見と嗜好に基づいて内容が展開していくことにご留意ください。
前日譚 ―かぐや様お渡し会前夜決起回―
2月9日、2月10日の連日で開催されたお渡し会に、多額の出費(具体的には18000円の航空機チケットを寝ブッチする)がかさみながらも、非常に高い満足を得た明松は、古賀葵・小原好美両名が、いよいよ地元大阪に足を運ぶことに、胸を高鳴らせていた。
と、ここで僕自身のことではないが、例の大野柚布子オタクの友人について問題が発生する。当初は、この大阪お渡し会にいっしょに参加する予定だったものの、なんとイベ被り!
大野柚布子さんと、同じくマウスプロモーション所属の五十嵐裕美さんが出演する「きゃらON! POP-UPショップ」のイベントへと足を運ばねばならなくなってしまったのである。
当然のことながら、元々行く予定だったので、チケットは確保している訳で……結果として、宙ぶらりんになる参加券。
しかも、その大野柚布子オタクの友人の友人まで、同様のスケジュール崩れが生じてしまったために、僕の手元には、合計三枚のイベント参加券が押し付けられることとなってしまった。
明松「余らせても仕方ないし……だれか誘うか」
そういう訳で……
別段声優オタクはしていない、20年来の友人に声をかけると、意外なことにふたつ返事でOK
が、友人は、古賀葵・小原好美のことをもちろん知らないどころか、かぐや様本編すらも知らないという体たらく。
という訳で……
2/16(土)――すなわち、イベント前日の23時30分、友人宅集合。持ち物は焼酎のビンと酒のアテ。
かぐや様お渡し会、決起集会開催!
というお題目で、既に放送済みの1話~5話を一気視聴させるという作戦である。
なお、この時刻に設定した理由は、ひとつは僕の仕事の関係で。もうひとつは、5話まで見終わったのち、そのあと6話をリアルタイム視聴するためである。
友人は元から漫画やアニメ、ゲームの類はよく楽しむ性質の人間であるので、決起集会はつつがなく進行。アニメを肴に酒も進む進む。
そして翌日
起床、午前九時。予定していた時刻よりもすこし寝坊してしまったものの、友人宅から会場までは電車で30分ほどの距離なので、特に問題なし。手早く身支度を整えて、一路会場へ――
向かう前に、難波は高島屋にてちょっとしたお買い物。プレボに入れるプレゼントは既に準備済み。では、なにを買いに来たのかというと……「額縁」を探しに来たのである。
「なぜお渡し会に額縁?」という疑問はもっとも。それは、この記事を読み進めていただければ、すぐに判明するので、ここではいったん伏せておく。
買い物を済ませ会場へ。大阪会場(日本橋アニメイト5階)は、秋葉原・福岡とはちょっとシステムが異なっていて、
- 0時に抽選のために集合
- 0時30分に再集合(開場)
- 1時に開演
という三段階方式を採用していた。
このシステムを見た時、ぶっちゃけ、
「パチンコ屋の入店抽選かな?」
と思ったのは内緒。
ところで、イベント被りにより友人から参加券を二枚押し付けられたと↑で書いたが、そのうち一枚は消化済み。では、もう一枚は?
まだ僕の手元に残ってるんですよね……。
このまま腐らせちゃうのももったいないし、どうしか活用できないものかしら。いわゆる「おかわり」ってやつ、できないものかしら……。
とか考えつつ、参加券にある規約を改めて精読してみると、「おかわり禁止」の条文は記載されておらず、だったら、ダメ元で聞いてみるか! と意を決して、アニメイトの従業員さんに、
「あの~、実はかくかくしかじかでもう一枚チケットがあるんですけど……」
従業員「周回してくださっても結構ですよ」
あ、いいんだ!
秋葉原も小倉も、周回している人がいなかったから、そんな快くOKをいただけるものとは到底思ってもおらず。
ちょっと得した気分。こんど、友人に飯でもおごってやろう。
トークショー開演 ―「せやな」「せやな」―
そしていよいよトークショーが開演の時刻がやってくる。整理券番号は、なんと7番。小倉に続いてまたしても最前、やったぜ。と思ってたところ、大阪日本橋アニメイトでは、1~5番が最前。6~10番は2列目というちょっと変わった配置。
その代わりといってはなんだけれど、秋葉原や小倉に比べて、列自体が舞台に近くって、十分最前気分ではありました。
そして、
古賀・小原「かぐやと千花はー!」
「旅に出たい!」
「イン!?」
「大阪!」
「恒例のアレ」もこなして、オーディオコメンタリー前のちょっとしたフリートークのコーナー
アニプレックス広報担当 村山「秋葉原、小倉と巡ってきましたけど、なんとなく大阪の皆さんが一番元気な気がしますね」
古賀「そうですね……あっ。『せやな』!」
なぜか突然ぶっこまれる関西弁。ファンサービスかな? 古賀葵、かわいすぎか?????
小原「……どうしたの、あおちゃん」
「や、私、出身が九州の佐賀で、まぁ、方言のある方なんですけど、大阪弁……関西弁? が、すごい好きで。あっ、『好きやねん』」
「せ、せやな」
つられて関西弁になる小原さん。
「大阪といえばやっぱりたこ焼きですよね。ほら、この藤原もたこ焼き食べてます」(ご当地藤原マスコットを振りながら)
「あれ食べましたよね! あれ! 串……串、揚げ?」
串カツね。
大阪と言えば、やはりたこ焼き、お好み焼き、串カツのイメージなのかしら。個人的にはかすうどんとかもオススメしたいところ。
それから、串カツならやっぱり新世界の八重樫や天狗あたりに行ってほしいところ。とはいえ、女性があんなところに足を踏み入れるのはなぁ……。というアンビバレンツ。
ちなみに、僕おすすめの串カツはこちらの2店舗。大阪にお越しの際は、ぜひ一度足を運んでみてください。
「えー、それでは今回の指令を発表したいと思います。おふたりが後ろを向いていただいている間に、会場のみなさんは、フリップをご覧ください」
ちなみに、「指令ってなんぞ?」という方は、小倉編をご覧ください。
そして今回のおふたりの指令は、以下の通り
- 古賀:関西弁で話す
- 小原:関西弁で話す
なんと同じ指令。これは面白い。まぁ、ぶっちゃけあおちゃんの指令が『関西弁』だろうなぁ、というのは、開幕から薄々気付いていましたが
その後も、まくしたてるように、不慣れな『関西弁』を話す古賀葵。まぁ、まったくの『似非関西弁』なんですが、これはこれでかわいいので良し。
「それでは、トークショーの方に移りたいと思いますので、おふたりは椅子にお座りください」
「『Oi』」
一方、小原さんは会話の端々にフランス語を混ぜることで、狙いを絞らせない戦法。これが吉と出るか凶と出るか。
ちなみに、秋葉原、小倉での戦績は、小原さんの一勝と一分けらしく、小倉編の時に古賀さんが突如として発した「椅子に座って、いーっすか?」というダジャレは、見事に看破されていたようです。
今回も今回とて長々と書いてしまっているので、オーディオコメンタリー・お渡し会編は、後半へ続きます。(2月22日or23日アップロード予定)