2/9(土)、2/10(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!
2/9(土)、2/10(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!
※前回の記事:【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 福岡①【お渡し会】はコチラをクリック
第5話オーディオコメンタリー おこがましい!
さて、始まりましたオーディオコメンタリー。今回は、なんと最新の第5話を放送しながら。
遠征勢の僕は、リアルタイムで見ることかなわず。これが初視聴。しかも第5話は、かぐや様原作勢ならば楽しみでしかたなかっただろう、『バレーボール回』!
演者おふたりも相当お気に入りなのか、前日の秋葉原編の時点で、ときどき楽しそうに口ずさんでいました。
とはいえ、まずは恋愛相談会 with 柏木さん回。
本誌では、神々やサタンと悪名高い、柏木さんがかぐやに恋愛相談をするというお話。
「時々話してるんだけど、かぐやちゃんの心の中っていうか、素のかぐやちゃんって、ふだんのあおちゃんっぽいよね」
「うぇっ、そうですか!?」
らしいです。画面の向こう側にいる我々が、ふだんの古賀葵さんを拝見することはできませんが、「素のかぐや様=素の古賀葵」だそうです。
「ラブ探偵チカといえばね、3話の……」
「ええっと……こう、こうだっけ?(3話エンディングのチカダンスを真似しながら)」
神EDキタ、これは勝つる
この時点では、記憶を頼りに振り付けをしていただけでしたが、『平成最後の告RADIO 第10回』では、チカダンスを踊ることに関して、「やぶさかではない」と仰っていたので、藤原書記ファン・ここちゃんファンの皆様は、乞うご期待ですね! そういえば、もうひとり既に踊った人がいたようないなかったような……
「ここ! うしろにいるんですよ!」
「え、うそ! 気づかなかった!」
あわれ四条マキ。
「ここ、バトルもののアニメみたいですよね!」
「すごい作画気合入ってるよね」
さぁ、やってきました。みんな大好きバレーボール回
「ここの収録の時にね、古川さんと青山さんが(参考資料として持ってきていた)漫画を読みながら、『こんなやついないだろ~』って喋ってたのを、すごい覚えてて」
「顔、顔に腕が当たってますからね」
「わたし、ここの『おこがましい!』っていうの、すごい好きで笑」
「なんかね。あまりの会長の不出来さに、私もイライラしてきちゃっててさ。あっ、本当に怒ってる訳じゃなくって!」
「この回、ちょっとホラーっぽくって、いいですよね」
「ここ、ほんとイラッと来るよね……」
「コ↑コ↓! ふだんの古賀葵!!」
だそうです、みなさん。僕も何度か見直してみたいと思います。
そして、おふたりがオタクのように興奮するEDも終わり……
「おっ、この後姿は……」
「そうですよ! 6話でね! ついに、鈴木くんが登場ですよ!」
なぜか石上会計のことを、鈴木くんとよく呼ぶ小原さん。
そこからしばらく話は鈴木くんのことで転がり……
「鈴木くんって、6話から登場だから、アフレコも途中で参加だったのね。そしたら、青山さんが石上のキャラをすごい気に入って、『どうして一話からいなかったんだ!!』って笑」
「あと、なんていうんですかね……『人を煽るお芝居』が本当に上手で! もう、ほんとにイライラするんですよ! あ、でも、本人はすごい丁寧な方で!」
「お辞儀の角度がね、すごいんだよね。ビシッと90度で。それでね、鈴木くんっていつも帽子被ってアフレコに来るんですけど、帽子を取って、それで深々とお辞儀するもんだから、なんかガソリンスタンドの人みたいでさ笑」
演者に大人気、石上会計(鈴木くん)。ラジオのゲストでは既に白銀会長役古川慎さんが登場し、早川愛役花守ゆみりさんも第12回にて登場予定。こんなふうに演者に愛されている鈴木さんのゲストも待ち遠しいですね。個人的には、青山さんがぜひラジオに来てほしいところですけども。
かぐやと千花は答えたい 天使がスリーピースする物語
秋葉原編でも行われた、演者のおふたりへの質問コーナー。その中で、印象的だった質問は、
作中での白銀会長のように、おふたりがいままで一番努力したことは?
というもの。そこで、
「そうですね……。ある作品で――ええっと、言っていいんですかね。女の子三人が楽器を演奏する作品なんですけど、その企画のひとつで、『ドラム』をむちゃくちゃ頑張りましたね!」
「あー、私、分かっちゃったかも」
「あのぉ……天使がスリーピースする作品なんですけども……」
あーね。孤児院育ちの女の子三人組が、スリーピースロックバンドを結成する、原作電撃文庫のアニメ化作品ね。
<こういう、三人組の女の子たちが出てくるやつね。
Zepp東京とか、渋谷チェルシーホテルで、実際に古賀葵さんたちが歌いながら生演奏したやつね。
お渡し会 in 小倉 プレボに二次創作入れたやつがいるらしい
さて、という訳で、いよいよ演者からのお渡し会タイムという名のお喋りタイム。残念ながら、今回はサイン入りポストカードは当たらず。
話す内容は、トークショー中に『あの話題』が出た時点で決めていて、
「さっき舞台上で、天使の3Pの話題が出ましたけど、5月のチェルシーホテルのライブのプレゼントで、お手製の小説ってなかったですか?」
「あっ! 三人で見ました。かわいいね、かわいいね、って言いながら!」
その時、ちらりと小原さんの表情をうかがうと、「そんなプレゼントあったの!?」という顔。そりゃそーだ。
「あれね、今日仕事の都合で来れなかった僕の友達が書いたやつなんですよー。古賀さんが覚えててくれたって、伝えておきますね!」
ちなみに、何を隠そう、僕はそのライブのパフォーマンスを見て、古賀ちゃんを推し始めた新参者である。
チェルシーホテルで、ぴょんぴょん跳ねる古賀さんが、それはもうかわいくてかわいくて……。「ゆうぽんどこー!?」
どっかのタイミングで、天使の3Pの二次創作の話をしてこいという友人からの指令もクリアして、そして再び間近で古賀さんとお喋りできた満足を胸に、明松はあるあるcityを後にしたのだった。……
さらば小倉!
【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 福岡【お渡し会】
2/9(土)、2/10(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!
はじめに
本記事は、オタク初心者である明松 麹が、推しである古賀葵さんを追いかけるにあたって、その旅先で感じたことなどを、徒然なるままに書いていくだけの文章です。僕の偏見と嗜好に基づいて内容が展開していくことにご留意ください。
前日譚 ~寝ブッチとカツサンドを、北九州の友人に捧ぐ~
2月9日(土)の秋葉原編に大変ご満悦の明松は、成田行きの電車に揺られながら、人目もはばからずにやけ面をさらしていた。
目の前で動き、話し、笑う、古賀葵。そして実際にお喋りできるなんて!
このような幸せがあってよいのか!
なんて歌劇調で胸の裡を語ってみても、現実に在るのは、ただのにやけた26歳である。
お渡し会が終了した後、明松は、例の大野柚布子さん推しの友人に紹介され、同じく大野勢の方と会っていた。以前からちょこちょことお名前はうかがっていたのだが、たまたま同じイベントにいるということで、せっかくなのでお会いして、お食事でも、というところだ。
横浜家系ラーメンを胃袋に収めた後、僕は一路成田空港へ。
むろん、翌日のイベント、すなわち――かぐやと千花は旅に出たい in 福岡に参加するためだ。
17:30分成田発のフライトに乗り込み、福岡へと降り立つ。そして現地では10年来の友人がいるので、まぁ酒でも飲みに行こうかと話していた。
が、予定に狂いはつきもの。成田に到着し第三ターミナルへ向かい、ほっと一息腰を下ろす。そして次の瞬間――
明松は眠ってしまった。
それなりに疲れがたまっていたのは承知の上だったが、着席即睡眠。トークショー・お渡し会の間、コーヒー断ちをしていたのも原因だろう。
ともかく、明松は眠ってしまっていた。
「はっ!!!」
明松、起床。時計を見る。
時刻、17時02分
急ぎ足で航空会社のレセプションへ。チェックインを行おうとするも、搭乗予定の便はなし!
受付の職員を捕まえて、
明松「あの~、17時30分発の福岡行きの便に乗りたいんですけど~」
スタッフ「1分でもチェックインが遅れたら無理です」
「そこをなんとか」
「無理です」
「…………」
「無理です」
結果:乗れませんでした
本当はもっと懇切丁寧に案内いただきました。無理を申し上げてすみませんでした。
そういう訳で……
明松は踵を返し東京へ。そして23000円の新幹線のチケットを憤懣遣るかたなく購入し、小倉行き最終列車に辛くも乗り込んだ。
「こうなったら飲むしかねぇ! カツサンド美味そうだ!」
と、18000円の飛行機のチケットを寝ブッチするという、セレブでもやらないような無駄遣いをした後の明松の浪費は留まるところを知らず。
てっぺんを回るか回らないかくらいの時刻に小倉に到着。前日以前に話していた到着予定時刻よりもかなり遅れたにも関わらず、現地の友人は、ありがたいことに嫌な顔ひとつ見せず手厚い歓迎。そのまま、今回のお渡し会の舞台であるあるあるcity直下の居酒屋へ
友人「九州っつったら、芋焼酎だろうがよぉ!」
「あざーす! いただきまぁす!」
全額ごちそうになりました。おお、なんと良い友人であることか!
「じゃ、かぐや様のイベント楽しんで来て」
なんて言葉まで投げかけられ、酒精も回った僕は、人の温かさに胸を打たれながら、手を振って別れを告げたのだった。
そして、冷たい夜風に頬を撫でられることしばらく、
あ、宿取ってねぇわ!
2月10日(日)『かぐやと千花は旅に出たい in 福岡』
翌朝、午前10時。行動開始
そういえば今朝は仕事がらみでやっておかねばならないことを思い出して、近所の喫茶店でコーヒーカップを傾けながら、1時間ほど作業。思ったよりも早く片付いて、Twitterをいじっていると、
以前、古賀葵さんのフラワースタンド企画(『スマホを落としただけなのに』朗読劇)でお世話になった方から連絡があり、挨拶をさせていただく機会に恵まれ、あるあるcityへ
「明松さん、どこにいますー?」
「エスカレーターの前にいますよー。ド派手なオレンジのダッフル着てるんで、見つけてもらった方が早いかと笑」
基本的に明松は、イベントの時にはクソださいオレンジのコートなりジャケットを身に付けているので、もし見かけたら声をかけてやってください。
交友を温めている内に、いよいよ開演時間。みなさんおなじみ、箱の中に手を突っ込んで、いざ!
券の番号は、なんと! 2番!
最前やんけ!
しかも2番て!
思わず従業員の方に、「これ、2番って書いてますよね?」とか聞く始末。
……18000円で最前2番の券を買ったということにしておこう!
なんて、降って湧いた僥倖は、昨日の不運の揺り返しと思い込まねば、幸せに耐えられない始末
ともかく、やや挙動不審になりながら、2番の椅子に着席。
「どうせだったら鍵開け引けよ昨日の秋葉原と違って、椅子と椅子の間隔がゆったりだなぁ」とか考えつつ、そわそわしながら開演時間を待つ。そして――
四宮かぐや役、古賀葵さん
藤原千花役、小原好美さん
おふたりが舞台袖から小走りで登場。ああ、あおちゃんかわいいなぁ。
古賀「ではね! 恒例のアレをやりたいと思います!」
小原「待って待って! 私は知ってるけど、みんなは知らないから!
もちろん「恒例のアレ」とは、演者と参加者の掛け合いのこと。さも当然のように始めようとする古賀さんと、それを制止する小原さん。漫才かな??
まぁ、東京組は知ってるんですけどね!!(18000円をドブに捨てたマウント)
古賀・小原「かぐやと千花はー!」
「旅に出たい!」
「イン!?」
「小倉!」
「恒例のアレ」と共に、かぐやと千花は旅に出たい in 小倉がついに開演。
アニプレックス広報担当(司会)「実はですね。古賀さんと小原さんには、このトークショーが始まる前に、『とある指令』が出ています」
前回の記事では書きませんでしたが、秋葉原編でも同様の告知が行われていました。
「例えば『方言を言う』とか『ピースサインをする』とか簡単なものなのですが、おふたりにはイベント中にその指令を遂行していただいて、終わった後に、お互いに出されていた指令を当ててもらいます。それを見事当てることができれば勝利。勝者は、ご当地の名物を召し上がれます」
補足すると、ふたりとも的中させた場合は、より多くの指令をこなしていた方が勝者となります。
「じーーーーーーーーーーー」
「あおちゃんがめっちゃ見つめてくる!」
秋葉原編でもそうでしたが、古賀さんは小原さんの一挙手一投足を見逃すまいと、この告知のあとしばらく、ずっと小原さんを見つめていました。がおちゃんかわいすぎか????
「そして今回は、参加者のみなさんにはおふたりの指令をお見せします! おふたりはすこしの間、後ろを向いていてくださいね」
対面トークショーなのに、参加者の背を向けるイベントってレアなのでは? ていうか、演者の後ろ姿なんてお目にかかることないから、尊みがすごい……
おふたりに課された指令は、古賀:ダジャレを言う
小原:ことわざを言う
どちらとも、なかなか絶妙な指令。うまく文脈を運ぶことができれば自然だし、できなければあからさまに不自然。これは、高度な頭脳戦の予感……!
「では、オーディオコメンタリーの方に移らせてもらいます」
という司会の言葉と共に、舞台中央から左右脇の椅子へと座りに行くふたり。と、ここで古賀さんが、「あの……『椅子に座って、いーっすか?』」
ふ、不自然――――!!!
これは小原さん、気付くだろう! と思いきや、
「あ、そうだよね。勝手に座ったらいけないよね」
天然か?????
かててくわえて、古賀さん、「(「どうぞ」という司会の言葉を受けて)蟻が10匹……ありがとう、ですよ」
ふ、不自然――――!!!
なんぼなんでも、さすがにこれは不自然すぎるのでは……。
「今日のあおちゃん、なんか変だね?」
天然か?????
天然×天然。これにはさすがの参加者も苦笑い。
「今朝も、なんかスキップしてたよね」
「ほら、今日あったかかったから!」
古賀さんは、気温が高いと、スキップをしてダジャレを言う性分のようです。
ふと頭の中にこのスタンプがよぎったことは、お口にチャックノリス。
まぁどうせ今回も長くなるだろうと思っていたら、やっぱり長くなってしまったので、ここでいったん分割します。
続きはコチラから。【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原①【お渡し会】
2/9(土)、2/10(日)「かぐや様は告らせたい」全国お渡しイベント『かぐやと千花は旅に出たい』に行ってきました!
はじめに
本記事は、オタク初心者である明松 麹が、推しである古賀葵さんを追いかけるにあたって、その旅先で感じたことなどを、徒然なるままに書いていくだけの文章です。僕の偏見と嗜好に基づいて内容が展開していくことにご留意ください。
※お渡し会の内容のみを見たい方は、こちらをクリックしてスクロールしてください。
2月9日(土)『かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原』
この記事を読んでいる方は、広大のネットの海から、わざわざ開設したばかりの木っ端ブログのページを探してあててくれたのですから、きっと今更このタイトルのイベントがどういうものかを説明する必要はないかと思いますが、一応説明しておくと、
『かぐやと千花は旅に出たい』とは、週刊ヤングジャンプにて好評連載中、現在アニメ放映中の「かぐや様は告らせたい」のお渡しイベントのこと。登場人物たちの通う学園の修学旅行の視察として、作品の主演である古賀葵 - Wikipedia さんと 小原好美 - Wikipediaさんが、全国五都市にてお渡し会イベントを行うというものです。
そして2月9日(金)は、その第一回目の秋葉原でのイベント! 大阪在住である僕は前日仕事終わりから夜行バスに乗り込み、一路東京へ。そして、当日午前6時――
「めっちゃ雪やんけ!!!」
いや、雪とは聞いてたよ? そして東京が意外にも雪の降る街っていうことは、桃鉄で知ってたよ!?
雪に不慣れな大阪人はさっそくパニック。とにかく雪をしのげる場所へ行こうということで、池袋から山手線をぐるりと廻って、サラリーマンの街新橋へ。けれどその頃には、雪はやや止み模様で、とはいえ、イベントの時刻まで時間を潰す必要があったので、知り合いの店で一休み。
そして午前10時30分。そろそろ時間である。本イベントは、11時30分会場の12時00分開演。いくら新橋-秋葉原間とはいえ、遅れてしまってはバカらしいので、少し早めに現地について、喫茶店で再び時間を潰そうという算段だ。
明松「それじゃお世話になりました~」
従業員さん「えっ! いま外出るんですか!?」
何事かと外を見れば、
「めっちゃ雪やんけ!!!」
朝なんかとはくらべものにならないほどの降雪! 雪慣れしていない大阪人からすればもはや吹雪!!
お店の置き傘を借りてなんとか雪をしのぎながら秋葉原へ着くなり、ゲーマーズの目の前の喫茶店へ緊急避難。
既に本日何杯目になるかわからないホットコーヒーを注文しながらまったり一服。ちなみに、明松は白銀会長ばりのカフェイン中毒者で、一日の仕事中に2Lのアイスコーヒーが軽く一本に空にすることもままあるが、そういう日はきまって体調を崩すという自己管理のできない人間である。
ついでにここで荷物も整理しておく。プレゼントボックスに入れるための二人分のお土産とお手紙を間違いない持ってきていることを確認。
今回、プレゼント用に持ってきたお土産は、バレンタインデーが近いのでチョコレート……と思いきや、長年そんなものに縁のなかった僕はすっかり忘れてしまっていて、
古賀葵さんには、家の近くにある和菓子屋さんのむらしぐれというお菓子を。
小原好美さんには、友人の勧めでお茶を。
<写真を撮るのを忘れていました……。>
「まぁ、おいしかったらなんでもいっか!」
開き直って、みたびコーヒーブレイク。そしていよいよ……
12時00分『かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原』開演!
アニプレックスの広報担当の方(かぐや様アニメ公式twitterの中の人)の紹介で、
四宮かぐや役、古賀葵さん
藤原千花役、小原好美さん
ふたりが、にわかに緊張を隠せない動きで、しかし満面の笑顔と共に舞台に登場。
すると、挨拶もそこそこに、古賀さんが、
古賀「私、あの、あれ、あれ、アレをやってみたいと思います!」
曰く、よくイベントの冒頭である、演者と参加者の掛け合いのようなもの。
小原「えっ、なにそれ!? そんなの打ち合わせでなかったよね!?」
打ち合わせていなかったようです。
「私たちが『かぐやと千花はー!』と言ったら、みなさんは『旅がしたい!』って言ってください。そしたら、また私が『イン!?』と言うので、『秋葉原ー!』で、お願いします!!」
アニプレックス広報「正式には『旅がしたい』じゃなくって、『旅に出たい』なんですけどね」
「あっ……/// じゃ、じゃあそれで!! さ、いきますよ!」
「待って! 私もそれするの!?」
という、まるで漫才のようなやりとりで、開始早々に会場はほんわかムードに。
古賀・小原「かぐやと千花はー!」
参加者「旅に出たいー!」
「イン!?」
「秋葉原ー!」
というタイトルコールと共に、ついにトークショーが始まりました。
第4話オーディオコメンタリー Comme c'est mignon...
本イベントひとつ目の内容、古賀さん小原さんのおふたりによる生オーディオコメンタリー。第4話を演者・参加者で観賞しながら、つどつど、おふたりが思ったことやその時あった面白いこと、解説などを話してくれます。
「やっぱりこのオープニングいいですよね!」
「ほんとそうですよね!」
「巷では、『期待の大型アニソン新人』なんて呼ばれてますよね」
やはりまず話題になるのは、元シャネルズ・ラッツアンドスターズ鈴木雅之さんと伊原六花さんが唄うオープニング『ラブ・ドラマティック』。おふたりの年齢からすると、全然世代ではないはずなのですが、小原さんはある程度ご存知の様子。終始興奮気味にお話していました。
明松個人としては、鈴木雅之さんといえばやはりラッツアンドスターズの時の『め組の人』のイメージがありますね。全身緑のスーツに身をまとったダンディな男たちが踊っているやつですね。まぁ、め組の人も、僕世代になると倖田來未の曲、というイメージかもしれませんが……。
「ナレーションの青山さんが、ほんとに毎回毎回面白くって……」
「オンエアでは(音響監督さんの指示で)まだ抑えてくれてるんですけど、テストの時なんか、もっとふざけてたりもして。えっと、なんだっけな……」
「マリニャーーーーーーージュ!!!
「それそれ! 猫みたいな!」
ラジオを聞く限りでも、とてもお茶目な青山穣さん。いつか、アフレコ風景や公開録音も見てみたいものです。
「ついに来ましたね。ブンブンチッ ブンブンチッ ですね!」
「え、あ、うん……」
そのリズムだとQueenじゃね? と思ったのは、僕だけではないはず
「このシーンね、放送だともちろんSEもBGMもあるんだけど、収録の時は無音でね。シーンとしてる中、ブンブンチッって言ってるのね。青山さんや古川さんとかあおちゃんも、笑ってもくれないし! だからなんかすごい恥ずかしくって!」
「だって、ほら、マイクの前だから!」
「ドーンだ Yo!」
「生ドーンだYoだー!!!」
会場も大盛り上がり
「ここ、あおちゃんすごい頑張ったよね」
「頑張りました! でも、ここちゃんだって、指導の先生にすごい上手だって褒められてた!」
どうやら、画像左側のフランス人女生徒役の方がフランス語に堪能らしく、その人の発声のあとに続いて、レッスンを行っていたようです。エンディングに、藤原書記ラップを担当した人の名前はあったのに、フランス語指導の人の名前がないと思ったら、そういうことだったのか……とひとり納得。
ちなみに、フランス校副生徒会長「傷舐めベツィー」の方の台詞は、実はフランス語ではなく、フランス語に聞こえるようなブレスとアクセントで演じられたそうです。声優、すげぇ。
かぐや「私、会長のそういうところが、—―ですよ」
白銀「え、いまなんていった?」
かぐや「内緒です♥」
というシーンの後……
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!」
「ドン! ドン!! ドン!!!(悶えて机を叩く音)」
「これぞ青春ですよ! 私もこういう青春したかったなぁ!!」
僕もしたかったなぁ……
「コ↓コ↑!!」
「そう、ココ! ここね、私かぐやちゃんが会長にキスしたのかなって、はじめ思ったの!
以前、ニコニコ生放送で配信された、「かぐやと千花は話がしたい」でも、EDが流れた瞬間に、まるでオフ会で盛り上がるオタクのように大興奮してMCの天津向さんにたしなめられたふたりは、やはりここでも大はしゃぎ。
「ここがイイ!」「ココ好き!」とまるでオフ会で盛り上がるオタクのようにEDの好きなところを熱弁。
EDである『センチメンタルクライシス』を歌ってらっしゃるのは、逆転裁判やオタ恋のEDも担当していらしたhalcaさん。すでにラジオでのゲストが決定しているのですが、おふたりはいったいどんな反応を見せるのか、いまから楽しみですね……。
そんなこんなでオーディオコメンタリーも終わり、次のコーナーへ。
長くなってしまったので、ここでいったん分割します。
かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原②はコチラ
【かぐや様は告らせたい】かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原②【お渡し会】
かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原②
「かぐやと千花は答えたい」 参加者からの質問コーナー
オーディオコメンタリーの次のコーナーは、本イベントの参加者たちが待機時間中に書いたアンケート(質問)に、演者のおふたりが答えるというもの。どんな質問が飛び出してくるのか……と思っていたところ、
「付き合って三カ月の彼女からもっと連絡をしてもらいたいのですが、なにかいい方法はありますか?」
という、わりと真剣な質問。それに対するふたりの回答は、
「ええっと、そうですねぇ……」
「もう直接『構って』って言った方がいいと思うよ!」
ラジオを聞いてる時からずっと思ってたんですけど、古賀さんって恋愛話に対して、結構弱いような気がしません? それに対して小原さんは、いつかのラジオでも「無責任に発言するけれど」と断った上で、すごく親身になって答えてくれますよね。
そして続いての質問。「お互いの良いところを褒め合ってください」というもの。
「ではまず古賀さんから……」
「えっ!? あの、えーっと。その、あの、あー。あれ、あれですよ。その、ね!?」
急に話を振られたオタクか?
というくらいにどもりまくる古賀さん。褒める側なのに、まるで褒められている側のようにみるみる顔を赤くしていき、そしてしまいには、
「きょ、今日の晩、twitter! twitterに書きます! 言葉じゃまとまらないんですけど、文章なら……っ!」
「……ということですので、では、小原さんどうぞ」
「そうですね……。ずっと言っていることなんですけど、あおちゃんって、日常と演技の切り替えがすごいんですよね。さっきまで、あはははっていつもみたいに笑ってたのに、収録が始まったら、『かぐや様の顔』になる、っていうか。なんていうか、ちょっと怖い。あっ、悪い意味じゃないからね!」
一方の小原さんは、褒め殺し。これでもかと褒めて褒めまくる。
ただでさえ赤い顔がゆでだこのような古賀葵。もう付き合っちゃえば?
ちなみに、その日の晩(といっても、もはや翌日未明ですが)、古賀さんはしっかりとtwitterに小原さんの良いところをツイートしていました。
ここちゃんはね、本当に自然に藤原になるの。あのフワフワしてたり、突然爆弾になるトリッキーな藤原を見事に小原好美として表現されている所が、素晴らしいなと思うし毎回刺激と癒しをたくさんもらっています。そしてね、「明日もよろしくね☺️」ってこれくれたんですよ。自然に気遣いができる女性に pic.twitter.com/FqMo4DelTg
— 古賀葵 (@824_aoi) February 9, 2019
古賀葵公式アカウントのツイートより引用
お渡し会 with 演者直筆サイン入りポストカード
最後はもちろんお渡し会。わずか15~20秒程度とはいえ、やはり演者と直接お話できる機会というのは、なににも代えがたいものですよね。
小原さんは、お渡しイベントがこれが初だそうで、しかし緊張しているどころか、すごく楽しみと語っていました。いつも応援してくださっている方のお顔を見れるのは、やはりありがたいことだ、とも言っていました。
ちなみに僕は人生二度目。一度目は、1月26日、27日に秋葉原ゲーマーズ本店で開催された、「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」のお渡し会でした。大野柚布子 - Wikipediaさん推しの友人に連れられて。
その時は、演者の方と直接お喋りするなんて初めてのことでしたから、高田憂希 - Wikipediaさんや大野柚布子さんを目の前にした瞬間、頭の中が真っ白になってしまって、何を話したのかさっぱり覚えていません笑。
同じ轍を踏むまいと意気込んで、いよいよ自分の順番。話す内容は決めていたし、手のひらに人を書いて飲み込んだし、万事抜かりなし……
「往復はがきが~(オタク特有の早口)」
ポストカードを頂いて、そんなふうに話していると、なんだか古賀さんがそわそわし始めて、話半分のご様子。不思議に思っていると、
「(ンッ! ンッ!)」
ポストカードを指して、なにやらジェスチャー。裏返せってこと?
そして裏返した先には……
サイン書いとるで――――!!??
「おめでとう!!」
そう、このお渡し会では、参加者にもれなく配布されるポストカードの内の何枚かに、当たり=古賀さんと小原さんのおふたりのサインが直筆サインが書かれているのです!
消える言葉、白く染まる頭の中、驚きと嬉しさがごっちゃになって硬直する顔(不細工)
たぶん、こんな顔してたと思います。
ともかく、お話は十分にできなかったものの、運よくサインを手に入れた明松でした!
2月9日(土)かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原 まとめ
という訳で、ざっくりお渡し会の内容をまとめてみました。
なんとか思い出しながら書き書きしているものの、一部記憶違いなどもあるかもしれませんが、その際には、コメント欄にて修正を指摘していただければ幸いです。
さて、そういう訳で、この日のイベントの内容をざっくりまとめますと、
最 & 高
2月9日トークショーイベント中の小原さんの発言より引用
もう、そうとしか言いようがないですよね。大大大大満足でした。
おふたりの凸凹コンビニよる漫談じみたトークももちろん、古賀さんのちょっと抜けた仕草や応答、それをなんとかまとめようと悪戦苦闘する小原さん、など、ラジオだけでは味わえない、魅力あるおふたりをこの目で見れたのは、幸福以外の何物でもありません。
古賀葵、小原好美という声優を知らなくっても、きっと楽しめるイベントだったでしょう。もし、かぐや様のアニメだけを見ていて、この記事にたどり着いた方は、ぜひトークショーに参加することをお勧めします!
堅苦しい言葉はよして、分かりやすく伝えるとすれば、
がおちゃん、かわいすぎか??????
ここちゃん、ちょーマジメ(ホロリ)
以上、かぐやと千花は旅に出たい in 秋葉原のレポートでした!!